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円茂竹縄ブログ

最近はまってるもの

■用心棒日月抄

用心棒日月抄 (新潮文庫)

用心棒日月抄 (新潮文庫)

藤沢周平さんの小説です。藤沢作品原作の映画はぼつぼつ観てたんですけれど、もとの小説を読んだことがなかったんですね。じつをいうと時代物というだけで忌避していたころがあって、まぁ人をきったはったの時代にロマンを求めるのが、なんだか古くさいし気に食わないと、20代アタマなんかは思っていて。
藤沢作品に限らず時代物全般疎かったんですが、ひょんなことから読みはじめたら、止まらない止まらない。人に勧めまくってます。
これはねえ…ちょっと、どこが魅力かとか、おいそれと書けないですね。ありすぎて。
久々に心底「小説っておもしろいなあ!」と思いました。こんなに取り憑かれたのは久しぶりです。シリーズ4作で、このあとに
『孤剣―用心棒日月抄 (新潮文庫)』
『刺客―用心棒日月抄 (新潮文庫)』
『凶刃―用心棒日月抄 (新潮文庫)』
と続きます。今2作目の『孤剣』を読んでますが、この後もしばらく藤沢周平作品を追いかける予定です。

キング・オブ・ザ・ヒル
http://www.hulu.jp/king-of-the-hill
リンクはhulu。一話目だけ無料で観られるはず。

おっさん主人公の海外アニメでして、絵柄もテンポもいい感じにダルくて気軽に観られるんですけれども、ふざけたダルダルアニメかと思いきや、意外に社会風刺ネタ(それも回によってはかなりキツいw)なんかも入ったりして、かなり秀逸なんですよ。アメリカ本国ではシンプソンズに並んで長寿シリーズなんだそうです。知らなかった。

よくこんなのテレビで放送するなぁと思うんですが、こういうのってまた通す人も偉いんですよね…。聞くところによるとFOXってバリバリ保守らしいんですが、保守を皮肉るネタもかなり入ってる。
とはいえ、シニカルなだけでなく毎回最後は心温まる感じにオチるので、どなたでも安心して観られます。


スターウォーズ・ミュージックアンソロジー
しつこくスターウォーズ
先日のスターウォーズinコンサートの感想にも書きましたが、コンサートとして聴くと、ジョン・ウィリアムズ氏が作曲したそれぞれの楽曲が、明確にドラマを踏まえて構成されているのがハッキリわかるんですね。私みたいにあまりクラシックを聴きつけない者にもわかった。
スターウォーズはだから、あまりに有名すぎて、曲も今までこんな真剣に聴いたことなかったんですよ。
しかし、まさにジョン・ウィリアムズによる音楽的言語というか、音楽によってシーンやキャラクターの横顔を暗示していたり、スコアだけで充分にドラマなのです。ライトモティーフという作曲テクニックだそう。
…と、いうことがCDに付いてる解説に詳しく書かれておりまして、今日改めてじっくり読みながら鑑賞しました。鑑賞時はヘッドフォンがいいですね。