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enmotakenawa.com - blog!!!

円茂竹縄ブログ

ドリームワークス・アニメーションお気に入り作品

f:id:enmotakenawa777:20150407235014j:plain(※2015/04/07 画像かいたので追加)

洋画アニメというと『アナ雪』『ベイマックス』のハイパーメガヒットが記憶に新しいところですが、常々私がふくれっ面していたのは、その影に隠れるかのようにドリームワークスアニメの劇場公開がなくなってしまったことです。どうもここ何年か見かけないなと思ってはいたものの、まさか公開もしてなかったとは驚き桃の木小鳥ちゃんですわ。

 そんな状況になった理由はさだかでないですが、ドリームワークス・アニメーション(DWA)もピクサー/ディズニーに劣らず良作がたくさんあるのです。どうか広く観られてほしい。そして劇場公開もされてほしい。

というわけで、個人的お気に入り作品を列挙。ちまちま書いてたらクッソ長くなった。

ちなみに吹替&Blu-rayで観たほうがいいと思います! アニメーションの作りこみが素晴らしいのでそれに集中して堪能できるのと、基本的に俳優さん・声優さんも皆さん上手な作品ばかりです。 Let's roll!! 

ツムっていこうぜ!『ターボ』

まずはこの作品から。単にさっき観てたので。

テオはどこにでもいるカタツムリ。けれど彼には夢があった。

”速さに憧れるカタツムリ”ってだけで切なさがツラいです。だってどう転んだって無理なんですよ、カタツムリだもん。「レースなんて夢見てないで現実を見ろ」と兄のチェットはいつも説教。ところが、ひょんなことからテオは実際に”速さ”を手に入れてしまいます。「ぼくは”ターボ”だ!」。さえないドライブイン(?)の人々なども合流して、ともに夢を追いかけます。

 

主人公が努力して夢を叶える物語ではなく、メッセージとしては「そのチャンスが転がってきたら? 恐れるなよ、賭けてみようぜ!」といったところだと思います。真のアクセルは心の中にある的な。ターボの能力っていつ消えるかわからないんですよ、授かった理由だってわからないんだから。でも、だとしたら、だからこそ、今日を楽しもう精一杯生きよう、というところなんではないですかね。努力して能力を得ても、その後やってくるチャンスに腰が引けるかどうかは同じだと思う。

でもチェットが止めるのも理解できるんですよね。彼が保守的だという理由もありますが、下手に人間社会に顔出して、踏み潰されたら弟が死ぬということを兄はなにより恐れているんです。”32台の巨大な火を噴くモンスター”に、はたしてターボは立ち向かえるのでしょうか。

レースシーンがとにかく圧巻! 是非Blu-rayの高画質でどうぞ。

あと、個人的にガニエもあれ、結局執念の人で、さすがではあるんだよな~…。いろいろ書きたくなるがこのくらいにしとこう。Snail UP! を「ツムって行けや!」は、さり気に名訳だと思う。

 隠れすぎの良作『メガマインド』

メガマインド (吹替版)

メガマインド (吹替版)

 

 はいこれ日本だとディスクにもなってません確か。レンタル屋に行っても無いです。配信サービスで扱ってるところがあるくらいですかね。

「隠れた名作」ってよくいうけど、ここまで隠されなくても…! と思ってしまう一本です。洋画アニメも必ずしも当たりばかりではないとはいえ、これをハズレ扱いは無理あるだろー。

ドリームワークスアニメはよくそのキャラクターデザインのことを言われるんですけどね、要するに「日本人好みでない」と。これもメガマインドが青いしツルッパゲで一見不気味っぽいです。ただ、いざ見てみると表情や演技がすごく豊かでとても魅力的なんですよ。 主だったスタジオの中でも表情表現の魅力はトップだと思う。

さらにドリームワークスアニメの大まかな傾向として、不格好なもの・弱いもの・不器用なものにスポットライトを当てる、ということがあると思ってます。

元が不格好でサエないんだから、そこ理由で観られないんだとしたら本末転倒なんだがなぁ…。当作も、メガマインドはこんななりだから劇中でも嫌われてるわけで。バランスを取るかのように、女性キャラがすごいかわいかったりしてるんですけどね。

監督トム・マクグラスじゃん! 今知った。ペンギンズの隊長だ。有能だな!

ただ、信じてあげればいい。『カンフー・パンダ』1・2

カンフー・パンダ [Blu-ray] カンフー・パンダ2 [Blu-ray]

 パンダのポーはカンフーが大好き! といっても、やる方ではなくただの”オタク”。カンフーの達人を夢見ながら、実家のラーメン屋で食っちゃ寝の毎日。時に街に危機が迫っていた。蘇った凶悪なカンフー使いタイ・ランに対抗できるのは、伝説の”龍の戦士”だけ。

カンフーの達人、マスター5の中から選ばれるかと思いきや、どういうわけか、よりによってポーが”龍の戦士”に選ばれてしまう…。しかしポーには誰にも負けない才能が一つだけあった。「食い意地」だ。

 

さすがにそこまでマイナーでもないですが。

こっっれほんと、何気に傑作ですね。美術とか脚本とか音楽とか全部好きです。1で「この世に偶然はない」とウーグウェイ導師からポーを押しつけられた(?)シーフー老師ですが、実際よく観ると劇中に「偶然はない」んですよ。ないはずです。初見うっかりしてると見逃す程度のささやかな描写ながら、きっちりやってます。

アニー賞11部門も受賞してたのか! また今知った。や、よくできてます。

で、2作目になると大抵つまらないものですけれど、これは2も良いです。2は特にアクションが印象深いですね、クジャク・カンフーが華やかにかっこよく出来てます。アニメーションの醍醐味の一つですね、”クジャクの殺陣”なんて実写じゃ絶対に観られない。DWAではないですがこのへんは『ガフールの伝説』も気合い入ってました。骨格から考えてるので説得力あります。

2の流れからすると3も絶対面白くなると思うので、まだ先ですが公開時はチェックですよ! さすがにカンフー・パンダ3まで公開しないってことはなかろう…。

2の劇場公開、ナシ!『ヒックとドラゴン

 バイキングの使命は、村を襲うドラゴンと闘うこと。リーダーであるストイックの息子・ヒックも強いバイキングに憧れてはいますが、いかんせん体が貧弱です。鍛冶の工房に配置され、なかなか闘わせてはもらえません。ならば、と自作の道具で勝手に参戦したところ、案の定さんざんな結果に。村人や父に呆れられますが、じつは収穫が一つ。

村のはずれに、ドラゴンの中でも最も凶悪な種と恐れられていたナイトフューリーがかかっていたのです。怪我したナイトフューリーを世話するうちに奇妙な友情が生まれ、やがて一人と一匹は村をめぐる”事情”を知ることになります。

 

 これもこないだ1を見返したんですが(Blu-rayで観たことなかったので)、この良作でも2公開がないって! と困惑したなど。2はゴールデングローブ賞アニー賞をだいぶ獲得してるって話なんですけどねぇ。『ベイマックス』を抑えての受賞が話題でした、勿論ベイマックスも観ましたしとても良い作品だったので、あれ以上かよ! と楽しみにしてたんですが、相変わらず劇場公開の気配すらないですね。なんなんだろうなぁ。

 まぁでも一応ディスクは出るみたいです。が、夏か。遅いな~。待てない人はフランス版だっけか、日本語訳が入ってるようなので、向こうで買うといいらしいっすよ。

きれいだし、催眠効果もあるようだ『マダガスカル』1~3

マダガスカル [Blu-ray]マダガスカル2 [Blu-ray]マダガスカル3 [Blu-ray]

 私が最も肩入れしてるのがこのシリーズです。いやまじ、上映中ずっとオーディオコメンタリー付けられるw

アレックス、マーティー、グロリア、メルマンはNYの動物園で育った”セレブ”な動物達。来園者を喜ばせ、それなりに楽しい毎日を過ごしています。ところがマーティーには秘めた夢がありました。それは”野生の王国”に行くこと。憧れを抑えきれず、ある日脱走したもんだからさぁ大変。4頭&若干名の、友情と冒険の物語が始まります!

 

基本的にスラップスティック・コメディ色が強く、いかにも子供向けですし、実際そうです。動きも音楽も楽しく、大抵の子供は『踊るのすきすき』に夢中になるという話ですw

が、深いところのメッセージとしては、友情と自己実現、”発想の転換”みたいなことを描いているんじゃないかと思います。扱ってる内容は、例えば1だと「親友を食べてしまうんじゃないか」とか、まじめに考えると結構切実なんですよ。2だと父親との関係とかね。でもトーンが暗くならないので。

困難に直面したとき、ただ暗く沈むのは簡単です。しかし彼らは違う。なぜならニューヨーカーだから。タフで、大胆で、へこたれない。若干名天然のおバカもいますが、基本的に「協力と発想で切り抜けよう」という、人間以上に人間らしい考えが動物のキャラクターで表現されているのじゃなかろうか。

 

これも1~3まで大好きでして、むしろ1~2と重ねてきたものが3で完全なパーティーとして爆発する感じで、最終的に3が私は一番好きです。3の中盤クライマックスの、ケイティ・ペリーの曲のシーンはもう「これぞアニメーション」ですね。あんなに華やかであり得ない、夢にあふれたシーンはなかなかないと思う。あそこコメンタリーでも言ってますが編集もいいんだよなあ。サイケな映像がうまいシリーズです。なんというか、特色として他の作品達よりデザイン性が高いと思う全体的に。

 色彩も興味深いなぁと思っているのが、各作、印象的な背景の色があるように思うんですが、1では森の緑、2では大地の茶色、で3では空と海の青を経由して最後レインボーのネオン色なんですね。ネオンて街にしかないです。大自然を巡ってきて、結局街に戻ってくるんですよ彼ら。そこがまた”らしい”ですね。自然vs人間的な構図にはあまりなっておらず、(主人公達としては)共存していきたいという提案がなされています。

…などなど、深読みしようと思えばできるにも関わらず、それ前面に出してこないのがいいんですよ。特に3とかね、「なんでそこそうした!」ってシーンがちょいあるんですけど、理由は「そっちの方が面白いから」だと。「物理的に無理? やろう!」とかね。

ダルくなりがちなところはカートゥーンらしさを武器にぶっ飛ばし、とにかく楽しんで欲しいという精神が伝わってくるシリーズです。労働法へのこだわりも(?)。あと音楽のハンス・ジマーの食い込みぶりがスゴイとか、ああもうほんと書くことが尽きない。

 

ついでに、このスピンアウトが『ペンギンズfromマダガスカル』というTVシリーズでして、NHKでも放映されてましたが、映画が昨年公開になりました。すっごい楽しみにしてたのに日本では公開されませんで憤慨してたんですけれど、今年の秋に公開なるらしいですね。ほんとに公開してくれよ…!

マダガスカルでも、ポイントポイントでの意志そして推進力こそペンギンズです。運命に振り回される主人公は数あれど、運命を振り回せるのはペンギンズだけッ。

『クルードさんちのはじめての冒険』『ガーディアンズ~伝説の勇者たち』

一作一作、幾らでも書きたいことがあるが次へ。おまえはスピードの鬼だ。

原始人のクルード一家はいつも洞穴の中。厳しい自然をそれで生き残ってきたからだ。父のグラグはそういうが、年頃の娘・イープにはたまらない。暗い洞穴のなかはもうイヤだ! 

そんなある日、イープは火を使う青年、ガイと出会う。おりしも天変地異が迫っていた。山は崩れ地は裂ける。もう洞穴の中にはいられない。ガイとともに、クルード一家は始めての冒険に出る…!

 

的な的な。舞台こそ想像上の原始時代なんですが、なんかこう、人類の進化と移動を一家に込めましたみたいな意欲作で、しかもドラマは現代でも変わらないような父娘の話、家族の絆、というのが良いですね。イープの反抗期っぷりがほんとおかしいしキュートです。

プロットもひと工夫ふた工夫忘れず好感触なんですが、背景美術がすごいんだよなあ。スターウォーズみたい。実写俳優が立ってても違和感ないくらいです。ぜひBlu-rayで。

 Blu-rayないのかな。「信じてもらえない妖精」ジャック・フロストの物語。

これな~! 出てくる妖精が日本では馴染みがなさすぎるのがネックでして、大抵サンタクロース以外知らないからなぁ。あと脚本に「んっ?」と思うところがなきにしもあらず。

ただ、主題である主人公ジャック・フロストが抱える孤独などはよく描かれてると思うし、ビジュアルはきれいでテンポもいいです。「信じれば、そこに在る」というのは夢があっていい。私も子供時代は超能力の練習に励んだものです。再開しなくてはならない。

ついでに

怪盗グルーの月泥棒 [DVD] 怪盗グルーのミニオン危機一発 [DVD]

DWAじゃないんすけど、これも賑やかで楽しくて好きです。1より2の方がより賑やかで好きだな。イルミネーション・エンターテインメントはアメリカとフランスにスタジオがあるんだっけか、2のヒロイン(?)に奇妙なチャーミングさがありますね。米国とは違ったセンスが反映されてる気がします。

ちなみに…これは初見は原語がオススメです。吹替は主役の鶴瓶さんが微妙に気になる(´・_・` ) 元はコメディアンのスティーブ・カレル氏が当てていて、位置感とかすごいわかるんですけどね。日本なら鶴瓶さんだろうという。キャラクターに似てる気もするし。

って今検索したらミニオンの映画が夏やるのな! 超観るわ。

映画『ミニオンズ』 2015.7.31[FRI]全国ロードショー!

おう、そういや、あのスーパードゥーパーワールドワイドギガヒット・チューンであるファレル・ウィリアムス『Happy』はこの映画のサントラ発です。ファレルが音楽に参加してるんだよね。

以上

私の熱意が伝わったでしょうか。DWAの看板作品といえば通常『シュレック』なんでしょうが、ちょっと初作観たのが昔すぎて覚えてないです。近々もう一回観てみようと思っている。ピクサー作品も書きたいことモッサリあるんですが、あすこは比較的ブランド力もあって皆観てるだろうし今さら語ることない感じがしてしまう。近年だと『モンスターズ・ユニバーシティ』は快作でした。

文章の中身を読まなくてもエントリの長さで察してほしいんだが、仕事以上にこんなクソ長文書いて、もう大統領になれないや! ーーーいいさ、強烈な印象は残せたんだから。