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円茂竹縄ブログ

まんがを描くということ

現在、書き下ろしのコミカライズ書籍の原稿を描いています。ストーリーがわりと私の自由にできて、
まあ読者の方々のお気に召されるかどうかはわかりませんが、とにかくがんばって描いてます。


まんがって、描いてると、まんがの中のキャラクターがつらくなると私もつらくなるし、
まんがの中のキャラクターがスカっとすると私もスカっとする。


これ、私にとっては短編長編関係なくって、もう2ページの広告まんがでも結構そう。
キャラクターが「ばかっ」って云ってれば「ばかっ」って気持ちになるし、
「グエッ」ってなれば「グエッ」という気持ちになります。
一般の漫画雑誌の“作品”とちがって、
“広告まんが”というと、商売的にドライに描いてるイメージを持たれるかもしれませんが、
私に限っては一喜一憂しながら描いてます。


まんがの登場人物と私は、「スタンド」と「スタンド使い」みたいな関係かもしれません。
ただ、どっちがどっちの「スタンド」かは分からない。
案外、私のほうが彼らのスタンドなのかもしれません。


……と、さっきたまたま手にとったジョジョを読んで思ったんでした。