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円茂竹縄ブログ

腹痛襲来

少しきたない話題のようだが、まったくこれが近い。

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今朝8時過ぎ頃、妙な下腹部痛に襲われてとりいそぎトイレに駆け込んだ。冷や汗や血の気の引く感じ、手の震えも少しあるようだったし、このまま失神まであるぞと、初めての感覚だった。

 

どちらかというと「便意の激しく妙なやつ」で、かといって下痢の痛みではないんである。いわゆるお通じにも問題はなく、頻度的には多からず少なからずむしろ真っ当。

小町に書かれているようにストレス性を疑っているのだが、生活が不規則気味だったとはいえ、いうほどストレスかかる毎日ではないし、むしろ野放図に生きている。他、食生活などもこれといった心当たりはない。

小一時間格闘して”出た”後、なおフラつく感じがあったので横になったところ、そのまま安らかな眠りについたようで、16時過ぎ再び目覚めた。我は不死鳥。何度でも甦る。

不安があったが軽く食べて少し仕事、平気になってきた感じしたので本格的に食べに出て、帰ってきて今に至る。空腹感は通常通りあるし、特に食欲がないということもない。

 

私のクセなんだけれど、急性的な症状がキツくなればなるほど「こんなことはあり得ない、思い込みだ、気を保たなくては」と、躍起になって意志で乗り越えようとする。苦悶の表情を浮かべつつそんなの関係ねえ、とトイレの中でメールを開いたら編プロさんから連絡がきていたので、このまま気を失うようなら救急車をよぶ前に電話をかけなくては、という思いに取り憑かれていた。今思うと順序がおかしい。

現在、平気ではあるけどなんだか不安定な感じが残る。寝たいし、じゃあおとなしく寝ればいいじゃないかというのは常識人の考えであり、私は何故かVAIOを開いてこうして書き散らかしている。

 

内臓と意志の戦いであるならば、私は意志をもって勝利せねばならない、という思い込みが何故か強い。

中学生くらいのとき長風呂をしすぎて動悸が激しくなり、いけないこのままでは気を失うという感覚があったんだが、動悸が早いのがわるい、ゆっくりになればいい、ゆっくり、ゆっくり……と心のなかで自分に言い聞かせていたら次第に動悸の音が遅く遠くなってそのまま失神したということがあった。

同じく、思いたって入った初めての献血で「ちょっと血管が細いですね」と言われ、また、針をみたら点滴より太い印象をうけ、「細い血管」に「太い針」が入るのだろうか、と、激しく緊張しだした。血管出すために叩いたりされてるうち「血管細い」「針太い」のイメージがぐるぐると頭をめぐり、
「これは緊張か? いや、そんなことはない。緊張などしていない。皆なんの問題もなく献血しているじゃないか。いちAB型としてぜひとも協力したい。他のひとにできて私にだけできない理屈がない。どこに緊張するような要素があるというのか。いったいどこに」
と、そのまま記憶が途切れた。声をかけられて目を開け、しばらく事態が把握できなかったが、献血ルームの別室だったと思う、寝かせられていたんである。

気つけがてらジュースを与えられ、「急に動かなくていいですからね、ゆっくり休んでからお帰りくださいね。献血はちょっとお休みしましょうね」などと諭されたと思う。AB型として貢献もできず、ただジュースを飲んですごすごと帰った記憶がある。それ以降、また手間をかけるようなことがあっては、と思うと、再挑戦にも腰がひけている。AB型として本当に申し訳なく思う。

 

てなことを書いているうちに回復してきた気がする。やはりすべては気のせいなんである。意志の力。ああ、フォースと共にあらんことを。

失神しなければどうということはないのだよ、で突切りたいところだが、私のなかの常識人が、明日も体調が普段通りと思えなかったらお医者へかかろう、と言うんである。無理をおして敗戦へ突進する時代でもないので、素直に従いたい。