
民間医局『ドクターズマガジン』さま、近代セールス社『近代セールス』さま、月例連載が掲載されております、よろしくお願い申し上げます!
さて、NSCA-CPTという、全米ストレングス&コンディショニング協会が発行するトレーナーライセンスを無事取得致しました! 写真はテキスト。CPT(Certified Personal Trainer)は手前の本が主体ですが、資料がてら買っておこうと3冊……合わせて12.5cmの厚さです。しかも2段組みです。
最初じつは取るつもりもあまりなかったのですけれど、勉強があまりにおもしろくて資格取得まで行ってしまいました。自分がこんなに人間の身体に関心があると思わなかったです。
ピアソンVUEという受験システムにびびりまくって1カ月受験を延ばしたら、ちいかわの草むしり検定と同じ日に合格してたっぽいのがすごいです😂 運命だ!
会場に筆記具も何も持ち込めないというので「計算問題どうするんだよ!」と、にわかに暗算を鍛えたりもしていたのですが、ホワイトノートとペンが貸し出されたのでよかったです(´-ι_-`)
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もともとデビューがスポーツ漫画で、また趣味のトレーニングももう9年ほどぼんやり続けておりますもので、他にもこうしたテキストを購入だけはしていて、たとえば日本スポーツ協会さんのものも持っています。
ただ、NSCAの特色として「生活のためのトレーニング」といった側面があると思っていて、それがものッッッすごく気に入りました。テキストを読んだかぎり、着地点が必ずしもスポーツではないように思います。
もちろん、アスリートまで見られる内容なのですけれど、老若男女、子どもから妊婦さん、ケガのリハビリ明けから脳性麻痺の方にいたるまでガイドラインが示され、「すべての人に運動の恩恵を」といった方針に大変感銘を受けました。さすがフィットネス大国・アメリカといったところでしょうか(そのわりには肥満も問題なようですが…)。
注意の必要なクライアントについては、少なくとも医師や理学療法士からの伝達が解釈できるよう、運動生理学や解剖学などもふまえ、科学的知見に基づいたエクササイズプログラムが組めるような教育になっています。
とはいえ、お客様の身体を預かるのは経験が重要だと考えております、まだまだ勉強も実践も積んでいかなくてはなりません。NSCAも資格取得はスタートラインだと言っています。
現状は、初歩的なアドバイスや提案ですね、
- ジムでトレーニングを始めてみたいが何をしたらいいのか?
- プログラムに変化をつけたいが、いい種目はないか?
このような内容にならお答えできるかと思いますし、隙あらばそのような情報をご提供したいと考えております。オタク向けに”初めての筋トレ”テーマで同人誌描きたいな🙄 あと、いずれ子ども達にエクササイズセッションを指導してみたいですね。
実験台になりたい方はお声がけください(´-ι_-`)
もちろん、そうした方面からの原稿仕事もお待ちいたしております。あれば!
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資格を持っているからといって必ずしも優秀とは限らないのがトレーナーですが、NSCAは更新も結構勉強を続けなくてはいけないシステムですし、NSCA-CPTやCSCSの先輩方は、トレーニングを始めるにあたっても、きっと信頼できると思います。
ASCM(アメリカスポーツ医学会)とも相性のよい団体ですので、そうした理解は早いのかなという気が致します。
運動=根性論はすでに過去の話です。
身体を動かすことによって得られるメリットはたくさんあり、少しでもそれがお伝えできればな、と思います。