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円茂竹縄ブログ

最近読んだ本など

近代セールスさん8月15日号発売中です! 巻末『ハートのたすき』掲載されております。よろしくお願い申し上げます。巻頭特集の見開きのイラストがかわE。

近代セールス 2019年 8/15号

近代セールス 2019年 8/15号

 

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さて、最近読んで良かった本を3冊ばかり。というか、これに限らずいつも読んではいるんですが、やたらアンダーグラウンドなルポだったりして書きにくい。

交通事故で頭を強打したらどうなるか?

交通事故で頭を強打したらどうなるか?

 

一冊目、こちら是非広く読まれてほしいです。交通事故で高次脳機能障害を負ってしまった大和ハジメさんによる実録コミック。もともとネットに発表されてたものがまとまって本になったようです。

漫画を描くことがリハビリにもなると考えて始められたようなのですが、いや~…この大和ハジメさんご自身がすごい方だと思う。いわゆる“障害者”になってしまったわけだけれど、目標を設定して、ここまで取り組んでみようとか、何度も何度も立ち上がるさまが。そんなの健康でもできる人多くないですよ。

もちろん、漫画では端折られた苦しみの日々もそれはそれはあったんでしょうけれど、結果、こうして一冊にまとまるほど描きあげたというのは。本当にすごいです。

事故ではないですが私も若干死にかけたみたいなことありまして、いざそうなったとき人間の生への渇望・執着ってすごいんだよな、と、少しは知ってるつもりなんですが、そうした人間の本能に、さらには大和ハジメさんの(おそらくは元々)努力家な性質がブーストかけて、とてつもない生命賛歌になってると思います。

また、内容も、「このときこう思った」というのが、いちいちきちんと伝わってきます。絵柄もあいまって、深刻な題材の中そこはかとないユーモアも感じるし、純粋にネームのうまい方だなと思う。過去の感情や思考回路を整理して、伝わるように描くというのも、誰にでもできることではないと思います。

事故後の人体が格闘してる感じとか、乗り越えたと思いきやこんなふうになるんだとか、人間ってやっぱり社会性の生き物なんだな、とか、いろいろなことを思いました。

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ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

 

これもな~…。児童精神科医さんが少年院で勤務されていたときの気づきを書かれた本というか。実際自分が知ってるわけじゃないんでアレですけど、本当ならかなりの問題提起だなと思いました。

そもそも認知力が弱い子が多くいるのだそうです。聞く力、見る力が弱く、ひいては考える力が弱いと。身体との連動もうまくなかったりして、「行動が鈍い」というのはどうしても社会生活のなかでバレてしまうんですね。

少しくらい勉強ができなくてもバレにくいですが、行動が鈍いのはどうしてもバレてしまうため、無意識に自尊心を守ろうと自己評価も乱高下するし、いじめにも繋がると。あげく、社会的にハブられるはめになって、本人も何がなんだかわからないまま、居場所もないし、目の前のことに飛びついて犯罪を犯してしまう、というような。

で、そういうタイプの子たちは更生の前に認知力や身体能力を補正(?)してやる必要があるわけで、ゲーム感覚で行える『コグトレ』というのがあるようです(そちらは別書籍)。

ゲーム感覚で行えるというのが大事で、ゲームだから別に失敗してもいいんですね。それで評価されるわけじゃないから、繰り返し取り組んでいるうちにだんだん認知力が高まっていくと。

また、教える側に立たせてやると急にいきいきしだす、というくだりも、なるほどと思いました。教わるばかり、怒られるばかりで、教える側に立ったことがないから。

とにかく自分のことも世の中のことも、何もわからない子たちが、等身大の自己評価を身につける方法があるようで、そもそも少年院以前にやっておけば、少年犯罪の抑止に繋がるのではないか、被害者を減らせるのではないか、という提唱であるようです。

こちらも何というか、「もう四則演算ができないうちから人間とは社会からの承認を求めているのか…」というようなことを思いました。圧倒されますね。

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野球食

野球食

 

近頃うっすらとまた筋トレなど再開しているわけですが、 食事面のことを考えてみるために買いました。なぜ野球かというと、野球が好きだからです。

おもに高校球児向けに書かれた栄養学の書籍。イガグリ頭でも理解できるよう、おもしろおかしく書かれています。

レーニングはね、「生活」なんですよね…などと…。帯の「メシを握れない選手は、ボールを握るな!」が痺れます。

1日度を越して机に向かう生活してると、本当筋力とか落ちてくるんですよ。

ちょっといろいろ、また建て直さないといけないな、と思っております。

友と旅に出るということ

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もともと新潟村上~山形のほうで地震があったときに、「実家は大丈夫だったか?」「また大きいのがないといいんだけど」などと同級生に連絡をとったのが始まりだった。

そこからなぜか旅行の話になり、「久々にまた皆で行きたいね~」から「行こう!」と。昔よく旅行していたメンバーで、20年ぶり近い同級生旅行を催すことになった。

こうなると行き先や宿のランクなどほとんどどうでもいい。贅沢や、珍しい行き先は経験済だ。会えればいい。定番でいい。日程的に空室があって、くつろげて、料理もそこそこおいしそうであればいい。場所は東日本と西日本の間をとって熱海あたりでどうか、ということになった。正確には網代温泉に決まった。

この間にも互いの結婚式などで会ってはいたけれど、自分たちだけで一泊し、ブラブラするのがとにかく久々であった。

連休初日の東海道新幹線の混雑ぶりに驚いたのだが、もっと驚いたのは、混雑したなかでも友人の顔はすぐ見分けられるということだった。約10年ぶりであるにもかかわらず、変わった、分からなかったということがない。

会ってすぐ「こないだあったこと」が話せてしまう段差のなさ。

友人が選んでくれた網代温泉の旅館も大当たりで、比較的リーズナブルに海の幸を堪能できたし、オーシャンビューの露天風呂も最高だった。初日はそれらを楽しみ、23時にはもう寝たと思う。まったく遠慮することのないスケジュール感である。

2日目は網代を出て、熱海→沼津→三島と、軽く観光をし、時に話し込むなどした。曇天だったのが逆に功を奏した。観光にバランスが寄りすぎなかった。10年分の隙間があると思えない、目の前のことにも、過去のことにも、未来のことにも、ああ、同じようにおしゃべりしてきたよな、と思う。

社会に出ると、つきあう年代も人も幅広くなる。また、身近な話し相手としては配偶者や家族がいたりする。けれど、そのどれでもない友人との旅はまた格別である。家族であっても気が合わないということはあり得るが、友人は気が合うから友人になるんである。

若い人におすすめしておきたいのは、そうして友人と旅に出ておくこと。行き先なんて大したところじゃなくてもいい、10年後20年後、きっとその関係が活きてくる。

また、すでに手遅れだという人もそんなことはない。夫はBattle Fieldというゲームのシリーズが大好きなのだが、オンラインで同好の士と出会い、今では一緒に旅行したり、互いの結婚式に出席する仲である。「この歳になって仕事を離れた友だちができるなんて」と目頭を熱くしていたほどに仲が良い。きっとそういう出会いがあると思う。

東日本大震災のあとに結婚式をしたのだが、身内だけでやろうとしていたら、幼馴染が顔だけでも出させろと駆けつけてくれ、それをみて、とっさに号泣してしまったことがある。物心つかない頃から一緒に育ち、誰一人欠けることなくここまで歩んでこられたのがとてつもない奇跡に思ったからだ。実際そうだと思う。

まして一緒に旅に出られる友がある、これ以上のことはない。

「これはクセになるね」「絶対また旅行しよう」と、次の行き先の話にもなった。

人生には駆け抜けるべき期間があるとは思う。けれど、ふと歩調を緩めたとき、同じように歩いてくれるのが友人というものではないだろうか。友旅、おすすめします。

『すごい掃除』発売されました!

ワニブックスさんより『すごい掃除』発売されております! 表紙にクレジットないですが、書籍内コミック部分を担当させていただきました。

すごい掃除 - 仕事の効率が上がる!  会社の業績が上がる!  マンガでわかる -

すごい掃除 - 仕事の効率が上がる! 会社の業績が上がる! マンガでわかる -

さて、近頃Netflixにて近藤麻理恵さんの番組がヒットするなど、世界的にお掃除ブームの予感ですが、こちらは「企業の掃除」です。会社の掃除をすることで業績が上がる! という、一見「本当かなあ??」と思ってしまうような内容なのですが、著者の今村暁先生は何百社とご指導なさってきて実績がおありです。

会社の掃除というと、ネットではあまり印象がよろしくないというか、「素手で便器」的な単純に衛生上合理的でないものを連想してしまうのですが、そうした内容ではなく、労働環境整備という意味での「掃除」です。

代表的なのはやはりトヨタでしょうか。生産ラインなど、片付けで無駄を省いているのは有名です。片付けには動線の確保やモノの置き位置情報の共有など、さまざまなことが含まれます。

物理的にモノをあつかう現場では、職種によって、効率を追求することが危険の防止にもつながりますので切実であるようです。

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また、生産現場だけではなく、オフィスワークにおいても、近年はおしゃれでスッキリした環境がトレンドです。

一時的にオフィスを引越ししても人が使っているうちに環境はゴチャゴチャしてきますし、そもそも引越す状況にないという会社も多くあるでしょう。そこで、全社的に片付けの習慣をつけましょう、というのが趣旨であるように思われます。

全社的に、というのが今村先生のポイントでして、トップからの参加が必須です。当番制とか、誰かだけが負担を強いられるというものでもありません。文字通り全員参加です。

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しかしながら、急な方針変更は反発をしばしば生むものでして、それにはトップの理解と強い意思が必要です。本書も、どちらかというとトップのモチベーションを維持する内容になっているかなと思うのですが、個人的には従業員にとっても決して悪いことではないと思っています。

世間の人は会社の掃除についてどういう印象を持っているのかなと、Twitterで検索してみたところ、意外にもそう文句は出てこず、「自分の家はやりがいがないが、職場の掃除はなぜかやる気になる」といった声もありました。

私もバイト先では暇なときよく掃除してましたね…。

オフィスワークについては、究極、職場のスタバ化と申しますか、ようするにリラックスして集中できる環境にしていきましょう、というところまでいってます。

さらには、昨今は人材の奪い合いです。当然ながら良い環境で働きたい人が多いでしょう。そうした点でも職場の環境整備は大切だといったくだりもあり、誠に多岐にわたる内容で、個人的にも興味深かったです。

そんなわけで、皆さんの会社も「掃除」いかがでしょうか。

すごい掃除 - 仕事の効率が上がる!  会社の業績が上がる!  マンガでわかる -

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関連書籍一覧はこちら

enmotakenawa777.hatenablog.com

固定ページ「関連書籍」を公開しました

enmotakenawa777.hatenablog.com

理由はAmazon著者ページのサムネが雑に拡大されて気にいらないのと、著者クレジットされるまでいかないお仕事が出てきたので。

さすがに冒頭4ページ描いただけで著者リンク張ってくれとは言えない…。そうでなくともイラスト系のお仕事は強くはクレジットされない傾向あるので。以前は著者ページにまとめとけばいいか~と思ってたんですけれどもね。

自分のサイト(絶賛放置中)より更新もしやすいので、はてなの固定ページにまとめることにしました。

てか、まとめてて気づいたんですけれど、壁装新聞さん無くなってたんですね…。一般発売はされてなかったと思いますが、『壁装のクレームを技術の宝に』、いい本だったんですけどね(´・_・`) 国会図書館のリンクを張りました。

固定ページ、エントリ更新するたびにしつこく貼っていく所存です。

よろしくお願い申し上げます。

クリスタを新PCへ移行したらブラシが消えたと思った件

個人的まとめ。

まず、新PCへの移行ですが、基本的にはこちらをご参照ください。バックアップの取り方などが書かれています。

www.clip-studio.com

さて、この手順で、サブツールのブラシが消えたようになる方はこちらの回答をご参照ください。

ask.clip-studio.com

…どうも、「素材データベースの再構築」というのは必要ないようです??

私などは新PCでユーザー名が変わってしまい*1、ドキュメントのパスが変わってしまいました。必要だろうと思って一所懸命に再構築してたんですが、この場合でも必要ないようです…??

とにかく、ブラシが飛んだと思っていたものが、ASKの回答で大復活しました。

で、さらにですね、それをやっても一部、サブツールグループのサムネが読み込めていない場合があります。

f:id:enmotakenawa777:20190603030757p:plain

描いてみるとブラシを読み込んでいるものの、サブツールグループにサムネが出ない場合、表示方法を一度変えて戻してみてください

あら不思議。再び読み込まれるようになります。

こちらからは以上です。

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しかし新しいPC、メモリ32GBにすればよかったなあ。以前使ってたのが6GBでして、コレでそこそこ動いてんだから16GBでいいだろうと思ったんですけどね。

16GBで足りないということはまったくないですが、わちゃわちゃアプリ動かしつつタスクマネージャーみてると、もっと余裕持たせてもいいような気がしてきました。

今メモリ安いので、追加で買って載せようと思います。

*1:Windowsのログインをこれまでローカルアカウントでしていたのが、微妙にMicrosoftアカウントで始めてしまった