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円茂竹縄ブログ

丸刈りのこと

峯岸の件に関して【補足】|AKB48 Official Blog 〜1830mから~ powered by アメブロ

こんなこと言うなら、せめてちゃんときれいに刈ってあげればよかったのに……。あの中途半端な刈りがまたおぞましく見えてしまう。薬物中毒者っぽいです。

AKBメンバーについては普通にかわいい女の子達だと思ってる。テレビでもよく見るし、普通にファンです。だからこそ、普通にいきいきと活動してほしい。
以下、誰もが書いてる、ごくごくありふれた感想だと思いますが、それでも残すために書いとく。観客の一人として。

みんなドン引き

今回、峯岸さんのニュースについて、私の周囲や見かけた記事では、ドン引きしたという声ばかりです。その中で、誰も「峯岸さんがわるい」とは言ってなかったと思うんですよ。”峯岸さんをそういう判断に追い込んだ何か”について皆ドン引きしてる。まぁ私の確認した範囲では、ですが。

だって見当違いだもん。何か集団のルールを破った、だから丸刈りして謝罪コメントを流すっていうのが。髪の長さと罪の重さなんて本来関係ない。丸刈りしたからって、過去の事実は何も変わらない。

そもそも罪でもない。「恋愛禁止の決まり」が何故あるのか、理解できない。年頃の女の子が恋をするのは自然なことですよ。「後輩の手本にならなくてはいけなかったのに」と反省するような子が、つい、してしまうくらいには自然なことです。
そういうのって変に抑えつけても、何かの拍子に歪んだ形、極端な形で開放されるだけだと思う。そうなった時に傷つくのは誰より本人でしょうに。性教育みたいな話だけど、”ある”ことを前提に指導してくしかない。

まぁ、正直わからないです。ファンの人が恋愛禁止を望んでるの? 私は望んでないです。迷惑なんてかかってない。芸能人の交際報道なんて、どこが珍しいのか。思いつめるようなことじゃない。
峯岸さんは何もわるくない。20歳そこそこの子が、完璧な行動なんてできるもんじゃない。丸刈りにしたこともひっくるめて、一連をきちんと導けなかった大人がわるいと思いますね。

栄光と苦労とか

先日、映画館に行ったときにAKB48のドキュメンタリー映画? の予告がかかったんですけれども、それがまたドン引きで。彼女たちのステージングではなく、舞台裏を撮ったもののようで、皆厳しい顔して、過呼吸かなんかで倒れてた子もいたと思う。「栄光の裏の影」みたいなキャッチフレーズがついていた。
真っ暗な映画館で観たそれは、まるでカルトの様相だと感じた。映画の内容は知らないけど、もしそういうシーンだけ抜き出しての予告編集だったら、それが売りになると判断されたってことなんで、それもそれでどうなんだと。

そういう売り方をしたくなるのはわかる。「無条件の栄光があるわけない」って思ってる人は案外多くて、そういう人達の溜飲を下げるのが「影の苦労」のように思う。

常々、「影がなければ栄光もないのか?」というあたりは疑問で。さぁね、一点のシミもない栄光だってあって良いと思いますよ。というか、影があるかどうかは栄光に関係ないとすら思う。どんなに裏で「頑張っ」ているかは、表の出来にあんまり関係ない。「頑張る」のはプロなら当たり前のことだし。
すべてを軽々飛び越える才能というのはあるし、苦労したってダメなときはダメです。

そうした、表のステージングが本業の彼女らを売るのに、裏の苦労がセットでくっついてくるのがどうなんだと。
あまりそういう売り出し方しないでほしくて、だって苦労が評価されるようになったら、彼女たちはますます苦労しなきゃいけなくなってしまう。苦労の行き着く先は疲弊ですね。燃え尽きです。

私はgleeっていうドラマが大好きで、ドラマキャスト自身が歌って踊れて、それでツアーもしたりするんですけど、gleeキャストはそんな売り方してないです。練習風景だって楽しそうだった、大変だとは思うけど。大変なのと苦労はまた違うと思う。
…だいたい、そんなぶっ倒れるような事態になるの管理側の責任だと思うけど普通。頑張るにしてもやり方はありますわね。

とにかく、その映画予告を観てから、AKBという業態がなんだかイヤになってしまった。なぜなら先に書いたように、私は普通に彼女たちが好きだからです。好きな人には、ただただ輝いて、いい思いをしてほしい。そういう方向にならんものか。