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円茂竹縄ブログ

2015/09/28

 読んだ本とか。

マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術

マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術

  • 作者: クリストファー・ケンワーシー,吉田俊太郎
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2011/05/26
  • メディア: 単行本
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 タイトルどおり映画の撮影技術の本だった。ちょっと期待した方向の内容じゃなかったんだけど(漫画にも拾えるような話題ではあまりなかったんだけど)、でもまぁ興味深いです。映画好きな人は読んでおくと撮影の裏側を想像できておもしろいかも。

主人公が登場シーンでモブをかきわけてくるのは彼が能動的な人物であることを示唆する、とかね。画は詩ですね。

いきなりドラマを面白くするシナリオ錬金術 (シナリオ教室)

いきなりドラマを面白くするシナリオ錬金術 (シナリオ教室)

 

 こちらはかなり面白かった。基礎を教えてくれるようなタイプの本ではないんですが、書きはじめて「もう一歩踏み込みたいな」「なにかスパイスはないかな」とかいうときに、とても実践的で使いやすい内容だと思う。

私はまたシナリオ周りも独学でしかないんですけれど、これまでの体感と照らしあわせても腑に落ちる内容がとても多いです。そう、「キャラクターの履歴書を書く」とかね、いうほど実用的じゃないんだよ…確認とか覚書きとして作成するのはいいかもしれないけど。

なにより、今すぐ書いてみたい! って気になるのが良いです。基本的に「細かすぎることは気にすんな、それより“面白く”しよう!」みたいなスタンス。するする読めるし、良書だと思いますねえ。