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円茂竹縄ブログ

目が痛くなった日記

昨日、片側だけだが目が痛くなったので眼科へ行った。明るい光が視野に入ると、ギュウギュウと、鈍い感じだが大きく痛む。

天気もよかったため日光がまばゆく、眼科へ行くのも一苦労だった、というか、当初、痛みのあまり思考力も低下し「これは普通でない、なにか隠れた病気の関連では」と、定期健診でお世話になった、駅向こうの大きめの病院まで出向いたのである。窓口で「それはおそらく眼科さんへ行かれたほうが…」と言われ、「そうですよね」と、家からは少し離れた、駅向こうで眼科を探すはめになった。

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思考力など普段から乏しいが、痛み、とりわけ粘膜的な痛みをかかえると、ますます意識が朦朧とする。冬の関東の明るい日差しで目がギュウギュウとやられるなか、考えられるのは「眼科」の2文字のみである。眼科を探すにも視力が必要なんである。

残った目でたんねんにあたりを見回した結果、斜め向かいの建物に眼科が入っていることに気がついた。のろのろと、安全をひとつひとつ確認して横断歩道を渡る。片眼がやられただけでこのざまだ。

一度、たしかドライアイが高じて激痛を感じ、眼科で薬を点眼してもらったところ、劇的に治った。今回はそういう表面的な痛さではない。光でここまで目が痛むなどとは初めてである。とりわけ日光が強力で本当につらい。普段ならあたたかい陽の光。吸血鬼はこういう気分なのかと思う。

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窓口で初めての来院であることを告げる。初診表明である。「あのなんか、光が、光がものすごく痛いんです」と、窓口で症状を伝えるのも一苦労だった。

基礎検査を終えて、診察の順がまわってきた。痛くなる心当たりはなにもない。持病などを聞かれたが心当たりはない。当初、隠れた病気を疑ったくせに何もないのである。

「職業柄もあって、目を酷使している自覚はあるのですが」と言ったら、先生が器具を覗きながら、「たぶん、今起きてるのはそういうことではないんですよね…」と。

結果、現状は原因不明だが、炎症を起こしており、虹彩が癒着しているので的な、なんだか怖いことを言われた。「ちょっと経過を見たいので、この後、時間大丈夫ですか」と仰るので、大丈夫ですと。痛すぎて、このまま薬を出されても帰宅がおぼつかないのでありがたかった。

待合室で、10~20分おきくらいに、看護師さんや先生が入れ代わり立ち代わり、薬を点眼しては様子を見てくれることになった。何回か点眼してもらううち、楽になってくる。

最終的に、(たぶんお昼休みのまえに)また診察室に呼ばれた。痛みがやわらぎ、意識がハッキリしてきたことを伝える。「最初、痛みでものが考えられなかったんですけど」と、普段は考える人間であることをアピールする。

処方箋を出され、うちは明日から休みに入ってしまうので…と、午後の診察時間の終わりにもう一度来てほしいと一旦帰された。

外に出ると、日光がまだ痛い。寒いので日差しのなかに出たいのだが、影から出ると数秒目を覆って立ち止まるくらいには痛い。

隣の薬局に入り、薬剤師さんにもいくつか質問をされたので、眼科の先生に言ったのと同じ内容をくり返す。情報がブレてはならない。薬について逆に質問をして、並々ならぬ治療意志をアピールしようと思ったが、薬剤師さんもよくしたもので、すべて事前に説明してくれたため、質問タイムは「ンッ、無いです」と終わった。

駅向こうから帰宅し、指示されたとおりに目薬をさし、数時間後、再度眼科へと出向く。そのころには日光もそこまでつらいものではなくなっていた。

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一昼夜明けて、痛みはまったくなくなったが、目薬のタイミングが遅れたりすると充血し始めるので、やはり炎症が起きているのだろうと思う。先生がよくしてくださったので非常に助かった。

このまま目薬で治ると思うのだが、年明けにまた受診する予定なので、そのころにはきれいになっていてほしい。

それにしても、目のことなので参った。まだ片眼が生きていたのでましだったけれど、もし両眼がやられたらどうしようと考えた。携帯電話にも物理テンキーなんてもうない。音声アシスタントを使うことになるだろうか。

目が見えなくなっても、移動手段の確保や連絡ができるよう、考えておくのはいいかもしれない。